日常の悩み第1位は「眠れないこと」ー睡眠を整える5つの習慣

病気ではないけど「なんとなく体調が悪い」「元気が出ない」と感じることはありますか?
その原因は「不眠」かもしれません。
以前実施したPep Upリサーチでは、「最も困っている症状」で多く挙がったのが「不眠」でした。
眠りに関する悩みが、肩こりや疲れ目などの身体の不調よりも多くの人に影響していました。
今回は、Pep Upユーザーの睡眠状況や睡眠不足のリスクについてお話します。
睡眠の質が悪いと、他の不調も起こりやすくなる
Pep Upリサーチでは、睡眠休養感スケールが低い人ほど、他の不調(頭痛、倦怠感、集中力低下など)も多い傾向にありました。
そういった人ほど「寝ても疲れが取れない」「休んだ気がしない」と感じているかもしれません。

そしてその状態が続くと、病院にかかる機会も増え、医療費もかさんでしまう可能性があります。
症状が多いほど、睡眠の満足度は下がる
Pep Upリサーチでは、以下の傾向も見られました。
- 不調を感じている症状が多い人ほど、「しっかり眠れた」と感じていない
- 不調が長く続く人ほど、睡眠の質も低くなる傾向がある
つまり、睡眠と体調には「反比例の関係」にあると言えます。


こういった場合は体調が悪くて眠れなくなり、眠れないとまた体調が悪くなる…という悪循環が生まれている可能性もあります。
睡眠の質が悪い人ほど、医療費が高くなる?
Pep Upリサーチ回答と医療費の関係を見てみると、「不眠」がある人ほど、医療機関への受診が多く、医療費が高くなる傾向があることが示されました。
不眠が長く続くと、風邪や頭痛などで通院が増えたり、薬を使う頻度も上がっている可能性というがあります。

※医療費データは2024年4月~2025年1月分を使用
「しっかり眠ること」は健康を維持して医療費を減らす“予防”の一つでもあると言えるかもしれません。
日本人は世界でもトップクラスの「睡眠不足」
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、日本人の平均睡眠時間は男性6時間44分、女性6時間37分とされており、世界と比べてもかなり短く、特に40代〜50代は働き盛り・子育て世代で、慢性的に眠りが足りていません。
睡眠時間が短いと、次のようなリスクが高まると言われています。
- 高血圧や糖尿病、心筋梗塞などの生活習慣病
- 肥満や肌荒れ
- 情緒不安定やうつ病
このように睡眠不足は、単に「眠い」だけでなく、体と心の不調につながる深刻な問題になると考えられています。
まずは「睡眠を記録する」ことから
体調管理というと、「運動」「食事」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、まず取り組むべきは「睡眠の見える化」です。
たとえば、
- 毎日何時間寝たか
- 夜中に何度目が覚めたか
- 朝起きたときにスッキリしたか
などを記録してみましょう。
睡眠を整えるシンプルな習慣5つ
- 起きる時間を毎日そろえる
休日でも同じ時間に起きると、体内時計が整います。 - 寝る前のスマホをやめる
画面の光は脳を興奮させ、寝つきを悪くします。 - お風呂は寝る1〜2時間前に入る
体温がゆっくり下がることで、自然に眠気が出てきます。 - 寝室は暗く、静かに
快適な環境づくりは、睡眠の質を上げる大事なポイントです。 - お酒やカフェインは夕方までに
眠りを浅くする原因になるので、控えめにしましょう。
まとめ
「最近なんだか調子が悪い」と感じたら、まずは睡眠の状態を見直してみましょう。
眠れていない人は、ほかの不調も多くなりがちです。
睡眠は、私たちの体と心を回復させる時間です。
自分の睡眠を記録し、少しずつ整えることが、健康づくりの第一歩です。
アンケート(Pep Upリサーチ)概要
【アンケート名】体調のお悩みに関するアンケート
【調査対象者】Pep Upユーザー
【調査方法】インターネットアンケート
【調査実施日】2025年2月4日~17日
【有効回答数】19,922人
【回答者属性】年齢:18~75歳(平均49.1歳)、男女比率:男性54.8%;女性45.2%
※アンケートごとに性別・年齢・ご加入の健康保険組合などから対象を設定しご協力のお願いをしています。このアンケートで本人が特定される事はありません。
参考出典
- 「令和元年 国民健康・栄養調査」|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000687163.pdf - 「How’s Life? 2019」|OECD
https://www.oecd.org/publications/how-s-life-23089679.htm - 健康づくりサポートネット 健やかな睡眠と休養|厚生労働省
https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart-summaries/k-01





